いつもおせわになっております。工場長の吉中です。
私は鋳造工場で仕事をしておりますので、「鋳物」というものは空気と同じくらい身近な存在なのですが、皆さんは「鋳物」にどんなイメージを持っているのでしょうか。
「鋳物」というと、大量生産の工場をイメージする方も多いかもしれません。
ですが、実際には一点物の製作依頼をいただくことも少なくありません。
例えば、
「古い機械の部品が壊れたけど、もうメーカーに在庫がない」
「図面が残っていない」
「まずは試作品を1個だけ作りたい」
といった内容です。
金型を使う製造方法だと、どうしても初期費用が大きくなりますが、木型を使用した砂型鋳造では、比較的柔軟に対応できる場合があります。
もちろん簡単な仕事ばかりではありません。
現物から寸法を確認したり、加工代を考えたり、鋳造したときの収縮を見込んだりと、実際にはかなり手間のかかる作業になります。
特に古い部品になると、長年使われて変形していることもあり、「元の形」がどこなのか悩むこともあります。
それでも、出来上がった製品がきちんと組み付いた時は、やはり嬉しいものです。
最近は何でも簡単に手に入る時代ですが、現場では「もう作れないと思っていた部品」を必要としているケースもまだ多くあります。
一点物や少量製作は、効率だけを考えると決して楽な仕事ではありません。
ですが、そういった依頼に対応できることも、砂型鋳造の強みのひとつだと思っています。
4種の製法を活かし、その製品に最適なプロセスでご提案いたします。
鋳物のお困りごとがありましたら弊社問合せフォーム迄お待ちしております!





