こんにちは。
営業部の辻川です。
久々の更新ですが私は元気です。
さて、今回のテーマは鋳ぐるみについて。
皆さん、鋳ぐるみ(インサート鋳造)というのは聞いたことがあるでしょうか。
耳なじみのない方のほうが多いと思います。
そこで、今回はアルミ鋳物の「鋳ぐるみ」とは?圧入や焼きばめとの違いをご紹介します。
お客様と打ち合わせをしていると、「鋳ぐるみってできますか?」というご相談をいただくことがあります。
鋳物業界ではよく使われる言葉ですが、設計や購買のご担当者様にはあまり馴染みがないかもしれません。
今回は、鋳ぐるみとはどのような製造方法なのか、圧入や焼きばめとの違いも交えながらご紹介します。
鋳ぐるみとは、あらかじめ金属部品を鋳型の中へセットし、その状態で溶かしたアルミを流し込んで一体化させる鋳造方法です。
例えば、砲金(BC材)やブッシュなどをアルミ鋳物の中へ組み込んだ状態で製作することができます。
通常、異なる材料を組み合わせる場合は、圧入や焼きばめ、ボルト固定などの方法で組み立てます。
しかし鋳ぐるみでは、鋳造と同時に部品を一体化できるため、後から組み立てる工程を省ける場合があります。
そのため、部品点数の削減や組立工数の削減につながることもあります。
ただし、どんな部品でも鋳ぐるみができるわけではありません。
アルミを流し込む温度で変形したり溶けてしまう材料は使用できませんし、鋳型の中に異なる材質の部品が入ることでアルミの冷え方も変わります。
そのため、通常の鋳造よりも品質管理が難しく、経験やノウハウが必要な製造方法です。
弊社でも、BC材(砲金)をアルミ鋳物へ鋳ぐるみした製品の製造実績があります。
鋳ぐるみが可能かどうかは、使用する材料や製品形状、使用環境によって判断が変わるため、図面を確認しながら最適な製造方法をご提案しています。
現在、圧入や焼きばめで組み立てている製品でも、鋳ぐるみに変更することで工程を減らせる可能性があります。
「この製品は鋳ぐるみにできるだろうか」といったご相談の段階でも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。
4種の製法を活かし、その製品に最適なプロセスでご提案いたします。
鋳物のお困りごとがありましたら弊社問合せフォーム迄お待ちしております!





