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設計段階からのご相談で、コスト削減へ

こんにちは。八百谷金属工業株式会社の藤本です。

アルミ鋳物の製作では、「図面が完成してから見積りを依頼する」という流れが一般的です。

しかし、実はその一歩前、設計段階でご相談いただくことで、大きなコスト削減や品質向上につながるケースが少なくありません。

今回は、設計段階で鋳物メーカーに相談するメリットについてご紹介します。

 

図面を見て「少し形状を変えれば…」と思うことがあります

私たちは日々さまざまな図面を拝見していますが、その中で、

「この部分の形状を少し変更すれば、もっとシンプルな型で製作できるのに」

と思うことがよくあります。

もちろん、設計には製品の性能や強度、組み付けなど多くの条件があるため、簡単に形状を変更できない場合もあります。

しかし、機能に影響しない部分であれば、ほんの少しの変更だけで製造性が大きく改善されることがあります。

 

鋳物では「型割り」がとても重要です

鋳造では、製品形状に合わせて上下の型を組み合わせて鋳型を作ります。

理想的なのは、上下二つの型だけで製作できる形状です。

ところが、形状によってはアンダーカットや複雑な突起・くぼみがあるため、上下型だけでは抜けなくなってしまいます。

その場合には、


・スライド構造
・中子の追加

などが必要になります。

これらは決して悪いものではありませんが、追加されるたびに、

・木型の製作費
・型の製作工数
・鋳造作業時間
・寸法管理の難易度

が増え、結果として製品コストも高くなってしまいます。

 

「ここを少し変えるだけ」で解決することもあります

実際には、

・リブの向きを変更する
・ボスの位置を少しずらす
・穴形状を変更する
・テーパーを追加する
・コーナーRを少し大きくする

といった小さな変更だけで、上下型のみで対応できるケースがあります。

設計者の方から見るとわずかな変更でも、鋳造側から見ると型構造が大きく簡略化できることがあるのです。

その結果、

・木型費用を抑えられる
・製造コストを削減できる
・納期が短くなる
・品質も安定しやすい

というメリットが生まれます。

 

型割りまで考えて設計するのは簡単ではありません

機械設計をされている方は、性能や強度、加工方法、組立性など、多くのことを考えながら設計されています。

その中で、鋳物の型割りや湯流れ、抜き勾配まで考慮するのは非常に難しいことです。

そのため、「鋳物の専門家に相談する」という選択肢をぜひ活用していただきたいと思います。

私たちは鋳造現場を熟知しているからこそ、

「この部分なら形状変更できますか?」
「こちらの形状なら型が簡単になりますよ。」
「この設計なら中子を減らせます。」

といったご提案ができます。

試作品だからこそ、設計段階で相談する価値があります

試作品では、量産前に設計変更ができることも多くあります。

この段階で製造しやすい形状へ見直しておけば、量産開始後のコストにも大きく影響します。

後から形状変更を行うよりも、設計初期に相談いただく方が、結果的に時間も費用も抑えられるケースが少なくありません。

八百谷金属工業では設計段階からご相談を承っています。

八百谷金属工業では、図面が完成していなくてもご相談いただけます。

「まだ構想段階だけど相談してもいいのかな」
「この形状で鋳造できるだろうか」
「もっとコストを下げる方法はないだろうか」

そんな段階でも遠慮なくご相談ください。

鋳造のプロとして、型構造や製造方法まで考えながら、コスト削減につながる形状や、製造しやすい設計をご提案いたします。

設計者の皆様のアイデアや製品性能を大切にしながら、より良いものづくりのお手伝いをさせていただきます。

アルミ鋳物の試作から量産まで、設計段階から安心して相談できるパートナーとして、ぜひ八百谷金属工業をご活用ください。

 

 

 

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