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スタッフブログ

取扱アルミ合金とそれ以外について

こんにちは。

営業部の辻川です。

お盆休みが近づいてきましたが台風も近づいてきていやな気配がしますね。

お盆にお出かけのご予定がある皆さんはお気を付けください。

 

さて、弊社八百谷金属工業株式会社はアルミ合金鋳物専門の鋳物メーカーです。

とは言っても全アルミ合金を扱えるかというとそういうものでもなく、

弊社取扱がある合金は7種です。

(AC2A, AC2B, AC4A, AC4B, AC4C, AC7A, ADC12)

しかし、ご相談内容によってはお客様にアルミ合金の持込をしてもらい、

上記取り扱い外の合金を鋳造することもあります。

 

私の案件だけでも今年に入り2件ほどそういったご相談があり、

アルミ合金を持ち込んでいただき鋳造しました。

 

アルミ合金に違いがあるなんて言っても90%以上はアルミですしほとんど大差ないんじゃない?

と思われている方もいらっしゃると思いますが、

たった数パーセント成分が違うだけでクセが全然違います。

例えば普段鋳造している7種のなかでもAC7Aはすごく引けやすいです。

※「引けやすい」とは高温の状態の時と常温で冷え固まった状態との表面積の差が大きいということです。

高温から低温になり固まる際にみるみるアルミ合金の湯が収縮していきます。

それによる製品の不具合を引け巣と呼びます。

 

ADC12は本来、金型用にチューニングされた合金なため

砂型鋳造では上手く圧をかけることが難しかったりし、

そこをミスってしまうと良い製品ができなかったりします。

 

みんな違ってみんないい。

それぞれ成分や特性が違うからこそそれぞれに強みも出るんですね。

 

話を戻すと普段取り扱いがないアルミ合金はどんな特性か把握しにくいため、

話自体を断られる鋳物屋さんが多いですが、

弊社ではよくお打合せさせていただき、

リスクを充分に理解いただけていれば普段取扱わない合金も鋳造し、

お客様の望む製品を手に入れるお手伝いをさせて頂きます。