お世話になっております。工場長の吉中です。
今回は鋳造ではなく、その後工程 「仕上げ」 について書きたいと思います。
アルミ鋳物は、型から出した時点ではまだ完成ではありません。
そこから製品として仕上げていくのが「仕上げ工程」です。
バリ取りや湯口の除去、表面のならし作業など、見た目を整えるだけでなく、機能面にも関わる大事な工程になります。
今回の写真は、実際に仕上げで使用している設備と工具です。

このベーダーマシンと呼ばれている機械を使って、鋳物の不要な部分や段差を削っていきます。
一見シンプルな作業に見えますが、削りすぎると寸法に影響が出るため、力加減や当て方にはかなり気を使います。
また、製品の形状によって当て方を変える必要があり、慣れが必要な作業でもあります。

こちらはエアツールやグラインダー類です。
細かい部分の仕上げや、ベルトサンダーでは届かない箇所の加工に使います。
工具も用途によって使い分けていて、同じ「削る」作業でも、場所や仕上げ具合によって選ぶ道具が変わります。
仕上げ工程は、どうしても「最後の調整」のように見られがちですが、実際には製品の品質を左右する重要な工程です。
ここでの仕上がり次第で、見た目の印象も、後工程での扱いやすさも変わってきます。
一つひとつの製品に対して、状態を見ながら手を入れていく。
機械だけでは完結しない、人の感覚が活きる工程でもあります。
地道な作業の積み重ねですが、この工程があるからこそ、製品としてしっかり形になります。
これからも丁寧な仕上げを心がけていきたいと思います。
4種の製法を活かし、その製品に最適なプロセスでご提案いたします。
鋳物のお困りごとがありましたら弊社問合せフォーム迄お待ちしております!





