こんにちは、八百谷金属の藤本です。
今回は引張試験について書きたいと思います。
引張試験は金属の強度を評価するために行われる強度試験のひとつです。
主に引っ張り強さと伸びを測定します。
引張試験をするためには試験片をつくる必要があります。
試験対象の製品が鋳造されるタイミングに同じ溶湯(溶解したアルミ)を使って試験片を鋳造します。
試験片用の木型で砂型鋳型を造形し、鋳造します。

こちらが鋳型からバラした試験片です。

切断して試験片の完成。
今回の製品はAC4C-T5なので製品と一緒に試験片も熱処理をします。
引張試験は試験片を機械にセットし、上下に荷重を加え、試験片が破断するまで荷重を計測します。
計測した荷重から引張強さ、伸びを算出します。



これで強度もでていて問題ないことが確認できます。
必要に応じて、引張試験も対応をしています。
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