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補修部品で1個だけ

こんにちは。

営業部の辻川です。

 

先日、お客様よりご相談がありました。

数年に1個程度しか出ないけど、補修部品でどうしても必要なものがあるとのこと。

 

もちろん、御見積させていただきますが、1個のみとなると鋳物単価も高くなりがちです。

どれくらい高くなるかというとダイカストで製作した1個数百円という単価だったものが1個数千円~数万円になります。

 

びっくりですよね。

ですが、仕方がないんです。

 

ダイカストであれば月数千個出荷するものですが

砂型/石膏鋳造で1個となると、もし鋳物不良が出た場合のリスクの金額が

ダイカスト 数千個分の1個としてリスクを分散した金額となります。

しかし、必要数が1個ということは、その1個に丸っと不良リスクが乗ってくるわけです。

もちろん、不良を作らないために万全を期しますが、リスクを載せないわけにはいきません。

鋳造が無事終わったとしても加工のフェーズでまた同じことが起きるわけです。

加工のリスクも1個に乗せて、あれもこれも・・・。

とリスクだけでもそうですし、効率もそうです。

ダイカストにしろ砂型にしろ、1個鋳造する場合と1日中同じものを鋳造する場合とで効率が変わってきます。

 

鋳造の準備や仕上げ一つとっても流れ作業かワンオフかでかかってくる時間が違いますので致し方ありません。

加工でもまた同じことが起こります。

 

こうした理由により1個でのご注文は高くなりがちです。

 

単品や少数ロットのご注文に慣れていない工場は、よりリスクを警戒し高くなりがちです。

 

弊社は少数ロットのものをメインで扱っているので

昔は金型でしていたけど補修品のみとなってしまった。

年間数十個しかでない。または数個しか出ないという部品などは是非弊社にご相談ください。

 

 

アルミ鋳物の試作・少量ロット量産はお任せ下さい。

4種の製法を活かし、その製品に最適なプロセスでご提案いたします。

鋳物のお困りごとがありましたら弊社問合せフォーム迄お待ちしております!

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