こんにちは。
営業部の辻川です。
いよいよ今日からWBCの日本代表戦が始まりますね。
過去にも栄光を手にしたことがある日本が再度優勝できるのか。
楽しみです。
さて、そんななか弊社社内では機械加工部が四苦八苦しながら鋳物の加工をしています。
鋳物の加工は普段は圧延材を加工している加工屋さんにはかなりクセがあり
加工しにくい素材らしいです。
それもそのはず鋳物は同じ木型で鋳造しても個体差があり、
かなり鋳物慣れしている加工屋さんじゃないと鋳物の加工は上手くいきません。
図面では立壁になっているところも鋳物ですと抜き勾配があり、
勾配を擦って仕上げるので
写真の通り、見た目には面になってますが加工の正としてとるにはガタガタすぎます。
では、抜け勾配がないところでとろうとすると・・・。
概ね正がとれることが多いですが、
時々、鋳造の際に金属が固まるときの熱で歪みが発生したり面が凹んだり膨らんだりと。
コンマ数ミリの公差が一般公差としている機械加工の世界からすると厄介な素材と言えます。
しかし、少しずつ出来ることが増えていく事で知識も増え、
お客様に新しい提案が出来るようになるため
弊社、八百谷金属工業㈱は今日も悩んで頑張っていきます。
(私は機械加工はノータッチですが・・・。)