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アルミはなぜ溶ける?

お世話になっております、八百谷金属の八百谷でございます。

私は毎日アルミ鋳物を見ています。

溶けたアルミ、固まったアルミ、アルミを溶かしているところ。

この、金属が溶けることを「融解」と言います。

なぜ金属は溶けるのでしょうか?

それは、外から熱が加えられることで金属をつくっていた分子の振動が激しくなり、その場から動き出すからです。

固体(solid)が液体(liqid)になるのです。

この固体と液体の分岐点を融点と言います。

ちなみにアルミの融点は660℃で鉄は1538℃と鉄に比べるとアルミはかなり低い温度で溶かすことが出来ます。

融点が高い金属で言うとタングステンは3380℃と超高温で電球のフィラメントに使われていますが最近はLEDの普及で使用量が減っているそうです。

逆に融点の低い金属で有名なものはスズで230℃で溶けます。はんだに使われているのがスズです。

金属は合金も合わせると山のように種類があり、こうして溶ける温度や固まった時の硬さ、色も違えば重さも違い、不思議がいっぱいで面白いです。

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