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アルミ鋳物を取り巻く「原材料高騰」について

 

こんにちは。営業部の辻川です。

今朝見たニュースであの超有名ポテトチップス「わさビーフ」が生産できなくなるかも?!

というショッキングな物がありました。

現在のイラン・アメリカの戦争によりイランホルムズ海峡が封鎖され、

その影響により「わさビーフ」を生産している山芳製菓さんが重油の調達が困難になり

一時生産停止する可能性があるそうです。

風が吹けばなんとやらですが、確実に暮しに影響を与えてますね。

特にエネルギー問題はロシアのガスであったり今回のオイルであったり

人々の生活に直結する問題です。

もちろん、直接的に影響がある被災されているイランの方々には想像できない影響が及んでいると思います・・・。

話を戻すと、我々日本で暮らす人の暮らしにも影響があるということで・・・。

弊社の生産しているアルミ鋳物にも大きく影響してきています。

そこで今回のテーマ

近年、アルミ鋳物業界では原材料価格の上昇が大きな課題となっています。
「なぜこんなに高くなっているのか?」と感じられているお客様も多いのではないでしょうか。

今回は、アルミ原材料高騰の背景と、現場への影響について整理してみます。

・原材料が高騰している理由

①世界的な供給不足

アルミは電力を大量に使う材料です。
近年は各国で電力制約や脱炭素政策が進み、生産量が制限されるケースが増えています。

その結果、2025年には国際価格が3年ぶりの高値圏に達するなど、供給面が相場を押し上げる状況となっています。

②エネルギーコストの上昇

アルミ精錬は「電気の塊」と言われるほど電力依存度が高い工程です。

電気代や燃料費の上昇は、そのままアルミ価格に直結します。
実際にメーカー側でも、エネルギー・原材料高騰を理由に加工賃の値上げが行われています。

③需要の拡大

EV化の進展や軽量化ニーズにより、アルミ需要は拡大しています。

日本でもアルミ在庫は3年ぶりの低水準となり、需要の強さが際立っています。

④スクラップ価格の上昇

鋳物業界にとって重要な「二次合金(再生材)」も値上がりしています。

例えばADC合金は400円/kg台~500円台/kgに推移するなど、原料コストは依然として高止まりしています。

 

上記理由により鋳物メーカーへの影響は避けられません。

こうした原材料高騰は、現場に直接影響しています。

・材料費の比率が大きく上昇
・見積の有効期限が短くなる
・長期固定価格での対応が困難
・小ロット品ほど価格影響が大きい

特に砂型鋳物は、材料+人手の比率が高いため、コスト上昇を吸収しにくい傾向があります。

 

今後の見通しとしてアルミ市場は今後も

・電力制約
・脱炭素対応
・地政学リスク

といった要因に左右される可能性が高く、大きく安くなる局面は読みづらい状況です。

むしろ、「適正価格での安定供給」が重視される時代に入ってきています。

 

アルミ原材料の高騰は一時的なものではなく、
構造的な変化によるものと言えます。

そのため、鋳物メーカーとしても

・材料変動を踏まえた見積
・代替提案(材質・形状)
・ロットや設計段階からのコスト最適化

といった形で、お客様と一緒に対応していくことが重要になっています。


アルミ鋳物の試作・少量ロット量産はお任せ下さい。

4種の製法を活かし、その製品に最適なプロセスでご提案いたします。

鋳物のお困りごとがありましたら弊社問合せフォーム迄お待ちしております!

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