こんにちは、営業部長の藤本です。
アルミ部品の試作を検討する際、「とりあえず砂型で」「とりあえず削り出しで」という流れになることが多いと思います。
ただ、量産がダイカストで決まっている場合、その試作方法が本当にベストかどうか、一度考えてみる価値があります。
そこでおすすめしたいのが石膏鋳造です。
石膏鋳造は、砂型に比べて寸法精度が安定しており、鋳肌もきれいに仕上がります。そのため、形状によってはタップ加工以外機械加工なしで部品を仕上げることが可能です。
実際に多いのが、
・平面は鋳肌のまま使用
・穴は鋳抜き
・最後に必要箇所だけタップ加工
という流れです。
砂型鋳造だと「あとから削る前提」の設計になりがちですが、石膏鋳造では“鋳物でどこまで完成させられるか”という発想になります。ここがコストに直結します。
加工が減れば、当然ですが
・加工費が下がる
・段取りが減る
・納期が短縮できる
試作全体のコストを見たとき、砂型より安くなるケースも少なくありません。
さらに、量産がダイカストの場合、石膏鋳造は非常に相性が良い工法です。
例えば、ダイカスト材としてよく使われるADC12でも試作が可能です。材料を合わせて、薄肉やリブ形状の再現性を確認できるため、「量産前の最終確認」に近い評価ができます。
削り出しでは確認できない肉厚バランス。
砂型では出にくい薄肉部の状態。
ダイカストに限りなく近い形で、量産前に問題点を洗い出すことができます。
これらを事前に把握できるのは大きなメリットです。
ダイカスト金型を起こしてから設計変更、というのが一番痛いパターンです。そのリスクを減らす意味でも、石膏鋳造での試作は非常に有効です。
試作数量が10個〜100個程度で、
・量産はダイカスト予定
・なるべく加工を減らしたい
・鋳物状態で評価したい
こういった案件であれば、石膏鋳造はかなり有力な選択肢になります。
試作だから簡易的に、ではなく、
量産を見据えた試作をするかどうかで、その後のコストは大きく変わります。
石膏鋳造という選択肢も、ぜひ一度ご検討ください。
試作段階から量産を見据えたご提案をさせていただきます。
アルミ鋳物の試作・少量ロット量産はお任せ下さい。
4種の製法を活かし、その製品に最適なプロセスでご提案いたします。
鋳物のお困りごとがありましたら弊社問合せフォーム迄お待ちしております!
お問い合わせ | 単品鋳物.com|アルミ鋳物|試作~小ロット量産まで (arumiimono.com)





