お世話になっております。工場長の吉中です。
今回はADC12材について書きます。
砂型鋳造でADC12の製品製作も対応しています
アルミ鋳物というと、材質はAC材、
そしてADC12はダイカスト用――
そんなイメージを持たれている方も多いかもしれません。
確かにADC12はダイカストで多く使われている材料ですが、
当社では砂型鋳造でADC12を使用した製品の製作にも対応しています。
さらに、石膏鋳造での製作も可能です。
ADC12という材料について
ADC12は、アルミ・シリコン・銅系の合金で、鋳造性と強度のバランスが良い材料です。
流動性が高く、比較的複雑な形状にも対応しやすい特長があります。
また、被削性も良いため、鋳造後に機械加工を行う製品にも適しています。
そのため、自動車部品や機械部品など、幅広い分野で使用されています。
砂型でADC12を使うメリット
「ADC12=ダイカスト」という印象がありますが、
用途や数量によっては砂型鋳造の方が適しているケースもあります。
小ロットに対応できる
ダイカスト金型を起こすほどの数量ではない場合、
木型による砂型鋳造はコスト面でも現実的な選択肢になります。
肉厚品にも対応可能
肉厚の制限が比較的少ないのも、砂型の強みです。ブロック材も鋳造できます。
試作や形状変更がしやすい
設計変更が発生した場合も、比較的柔軟に対応できます。
石膏鋳造という選択肢もあります
より精度や肌のきれいさを求める場合は、石膏鋳造という方法もあります。
石膏鋳造は、砂型よりも型の表面がなめらかで、
比較的薄肉や細かい形状の再現に向いています。
・砂型では少し荒い
・機械加工を減らしたい
・試作段階で仕上がりを確認したい
このようなケースでは、石膏鋳造をご提案することもあります。
数量や形状、求められる精度によって、
砂型と石膏を使い分けることが可能です。
こんなご相談をいただいています
・小ロットでADC12を使いたい
・試作を砂型や石膏で作りたい
・ダイカストでは難しいサイズの製品を作りたい
・材料指定がADC12になっている
図面の段階からご相談いただければ、用途や使用条件を踏まえて対応方法をご提案します。
砂型鋳造=AC材のみ、というわけではありません。
材料や数量、形状によって最適な方法は変わります。
砂型・石膏鋳造の両方に対応しているからこそ、
製品に合った方法をご提案できます。
アルミ鋳物のことでお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。
現場目線で、できることを正直にお答えします。
4種の製法を活かし、その製品に最適なプロセスでご提案いたします。
鋳物のお困りごとがありましたら弊社問合せフォーム迄お待ちしております!



