お世話になっております、八百谷金属工業株式会社代表の八百谷でございます。
今回は圧延材を買わずに「アルミ鋳物でアルミ板を作ってみた」という事例をご紹介させて頂きます。
今回自分の中でも発見があったのですが、機械加工用の治具を作る為に通常は弊社でも圧延材を購入しているのですが、実は圧延材を購入して作るよりもアルミ鋳物で素材を作る方が効率的な物ってたくさんありそうだなと感じました。
1. 今回の挑戦:圧延材ではなく「あえて鋳物」で
通常、治具といえばブロック材や厚板の圧延材を購入し、そこからガリガリと削り出すのが一般的ですよね。今回はただのいた形状でしたので自社で鋳造する事でコストが下がったというメリットだけでしたが、もしもある程度複雑に削り込む必要のある形状の場合は、最初から近い形を鋳造し、それを加工するという手法もありだなと感じました。


2. アルミ鋳物で治具を作る「3つのメリット」
「わざわざ型を作って鋳造するのは面倒では?」と思われるかもしれませんが、実はこんな利点があります。
- 材料のロスが激減 大きな塊から削り出すのと違い、必要な部分にだけ金属がある状態からスタートできるため、切粉(キリコ)が減り、環境にも財布にも優しいんです。
- 加工時間の短縮 六面加工は必要ですが、大幅な肉抜き加工などが不要になるため、マシニングの拘束時間を短縮できます。
- 内部応力が少なく安定している 鋳物は適切に熱処理(T6処理など)を施すことで、加工中の「反り」や「歪み」を抑えやすく、高精度な治具に向いています。
まとめ:アルミ鋳物は「素材」としての選択肢
「鋳物は大量生産するもの」というイメージがあるかもしれませんが、今回のような**「治具の素材」としての活用**も非常に有効な手段の一つです。
「いつも削り出しで作っているけど、もう少しコストや効率を改善したい」という案件があれば、ぜひ一度八百谷金属工業株式会社にご相談ください。最適なカタチをご提案させていただきます!





