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スタッフブログ

プレート型鋳造について

お世話になっております。工場長の吉中です。

まだまだ暑い日が続いており、なかなか秋を感じることができておりません。

現場の従業員も今年配布した水冷服を装備して暑さをしのいでいます。

 

さて今回はプレート型鋳造の紹介をしたいとおもいます。

 

砂型鋳造の一種で、F1造型機という機械で造型するため、社内ではエフワンと呼んだりもします。

大きな特徴は何といっても低コストで鋳物が作れるという事です。

その理由は大きく2つあります。

 

1つ目は、鋳型に使う鋳砂がほぼそのまま再使用できるという事です。

 

珪砂に粘土と水を混ぜて鋳砂を作るのですが、粘土分を必要であれば補填し、水を加えて練り直すことで再使用することが可能となります。

機械や手で鋳砂を押し固めて鋳型を作るので、硬化用の樹脂を必要とせずコストダウンにつながります。

 

2つ目は、造型の半分近くの工程を機械で行うことで、手込めに比べて多く造型することが出来るという事です。

 

同じ鋳砂を使って造型する生型鋳造もコストを抑えたプロセスですが、鋳型の圧縮やモデルの抜型、上型と下型の合わせやすさなどで工数を削減できるためコストを抑えることができます。

 

プレート型鋳造に用いるモデルは内製で製作することが多く、イニシャルコストも下げることが可能な場合もありますので、お気軽にご相談ください。

 

200x200x50のブロック材のプレートです

 

上記のプレートで鋳造したブロック材です。
ADC12や、4Bなど色んな材料で鋳造出来ます。

 

アルミ鋳物の試作・少量ロット量産はお任せ下さい。

4種の製法を活かし、その製品に最適なプロセスでご提案いたします。

鋳物のお困りごとがありましたら弊社問合せフォーム迄お待ちしております!

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