こんにちは、営業部長の藤本です。
さて、弊社鋳造プロセスの中のひとつ石膏鋳造はダイカストでの量産前の試作がメインの鋳造プロセスです。
その他では、昔は月に何千個と出ていたが今は月に数十個になってしまった物などにも適しています。
石膏鋳造でダイカスト量産前の試作をする場合、弊社ではADC12に非常に成分の近い鋳造用合金のAC4Bでご提案することが多いです。

上記表を見て頂くと、CuとSiの上限と下限に違いがありますが、どちらの規格もクリアできる材料をつくることもできるので非常によく似ていると言えると思います。
しかし、ダイカストで量産する時と同じ材料を使って試作をしたいというお客様も多数おられます。
八百谷金属ではダイカスト用アルミ合金のADC12を使用して試作をすることが可能です。
石膏鋳造で試作をするメリット
・高価な金型をつくらないで、ダイカスト品に非常に近い試作品を作る事ができる。
・切削とは違い、量産と似た製法でつくるので不具合が出るポイントを事前に把握することができる。
・砂型では困難な薄肉や複雑形状もつくることができる。
・金型をつくらないので、短納期対応が可能。 鋳造~機械加工完成まで1カ月も可能
・ダイカスト品と同等レベルの寸法精度と綺麗な鋳肌

アルミ鋳物の試作・少量ロット量産はお任せ下さい。
4種の製法を活かし、その製品に最適なプロセスでご提案いたします。
鋳物のお困りごとがありましたら弊社問合せフォーム迄お待ちしております!