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スタッフブログ

溶湯処理②

お世話になります。工場長の吉中です。

 

年々秋が短くなって、そのうち無くなるんじゃないかと思ってしまいます。

ウインタースポーツを一切やらなくなってしまった今、私には冬のメリットが何もありません。ですから秋が短いのはとても寂しいです。

 

さて文字数も稼いだところで本題です。

 

前回はフラックスについて話させていただきましたが、今回はもう1つの重要な溶湯処理についてお話します。

それは「脱ガス」と言われるもので弊社ではGBFにて処理しております。

  

フォセコ社のGBFです

 

アルミを溶解すると空気中や材料であるアルミ合金等の水分と反応して水素が溶湯内に発生します。そのまま注湯してしまうと、製品の鋳物内部にピンホールが多く出てしまうので、その水素を取り除く為に脱ガス処理を行います。

 

鋳物内部にピンホールが残っていると機械加工等で削った面に無数の小さな穴がでてしまい不良品となってしまいますので、とても大切な工程です。

 

良い鋳物を作るため、グルグル回るGBFを見つめながら今日も水素と闘うのです。

 

 

 

アルミ鋳物の試作・少量ロット量産はお任せ下さい。

4種の製法を活かし、その製品に最適なプロセスでご提案いたします。

鋳物のお困りごとがありましたら弊社問合せフォーム迄お待ちしております!

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