お世話になります。工場長の吉中です。
先日、溶解作業中にトラブルが発生してしまいました。
勘のいい方ならお気付きかもしれません。
そう、坩堝のパンクです。
坩堝が割れ、もしくは溶けて穴が開き、そこから溶湯が漏れ出す最悪の事態です。
大体は溶湯の湯面が低下しているのに気付いて炉をチェックすると、安全孔から漏れ出しているというパターンですが、今回もそうでした。
急いで真っ赤になった穴の開いた坩堝を吊りだし、炉内に漏れて溜まった溶湯を取り除きます。
(画像は事態が落ち着いてから撮影しましたので坩堝も冷めています)
たまらなく熱いのですが、ここで頑張らないと漏れたアルミが凝固して取り返しのつかない事態に陥ってしまいます。
あらかた取り除けたら炉内が冷めるのを待って、復旧作業にかかります。
復旧作業を夢中で行っていた為、写真を撮るのを忘れていましたが無事復旧し、毎日元気にアルミを溶かしてくれています。
きちんと保守、点検を行っていても想定外は必ず起こります。
その時にいかに冷静に、的確に動けるかが大切だと考えています。
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