こんにちは。
営業部の辻川です。
最近、久々にすき家のカレーを食べました。
それこそここ10年程ぶりでしたが、
スパイスが効いていてカレー屋さんのカレーみたいに美味しくてビックリ。
10年ほど前はもう少しマイルドで
有り体に言えば無難な味(個人の感想です。)だった記憶ですが、やはり大企業さん。
今あるメニューも日々改良に勤しんでおられ、
日進月歩でコストとバランスを見ながら
美味しいものを作られているんだなぁ、と感じました。
さて、弊社でも少し前からグイチ改善により効果的な何かはないか、みんなで考え中です。
※グイチとは鋳型の上型と下型がズレたまま接地してしまい、
鋳物が割面を境にズレてしまっている現象を指します。
グイチが酷過ぎると製品の寸法が出ないためN.G.品として出荷前検査ではねられます。
最近はプレート型鋳造で問題になることがあったため
プレート型鋳造でのグイチ対策を講じることが多いです。
グイチが起こる可能性の高い瞬間
①鋳型から外枠を外す際
②鋳型を注湯場所まで移動させる際
この2ポイントに絞って対策しました。
①への対策 鋳型上下貫通させる棒を刺しズレないようにする。
②への対策 上型と下型の間に抵抗を生む狙いでピラミッド型の自硬性の砂を埋め込み、ズレを抑制する。
この2つの対策はグイチが発生した品物に都度適応させ、効果を検証中です。
カレーの話ではないですが、八百谷金属工業も日々改良を進め、日進月歩な企業でありたいものです。