こんにちは。
営業部の辻川です。
「時間銀行」という言葉をご存じでしょうか。
ドラえもんの秘密道具の1つみたいな名前ですが、
正解は茨城県が県主導で試みる新しいサービスで
誰もが共通に持っている「時間」交換単価として金銭を介さずに
サービスを提供し合うことを目標に
地域の相互扶助を強化・活性化させていきたいという狙いがあるようです。
「茨城県時間銀行モデル事業」実施団体の募集案内/茨城県 (pref.ibaraki.jp)
想定サービスとしては
地域の高齢者がゴミ出しや買い出し等の
体力を伴う作業(仕事)をやってもらうサービスを受ける代わりに
料理や野菜作りを教えるといったサービスを提供しすることで還元する等の
一種のマッチングサービスとして展開していくようです。
対象団体の選定をしながら補助金を出して進めていく様なので
各団体が得意なサービスを展開出来たら地域の活性化に繋がっていくかもしれませんね。
時間を貸して賃金を得る今までの一般的な考え方から
自分の時間を預けて、その代わりに人の時間も借りられるという
福祉一辺倒だけではない考え方のサービスとしての拡張性を感じます。
心身元気だけど空いた時間をうまく活用出来ないと感じている方にハマって
受け入れられて行って欲しいサービスですね。
自助/共助/公助の考えが上手く溶け合ったサービスに発展していくことを願います。