こんにちは。営業部の辻川です。
近い未来、ガソリン車の生産が廃止され、ガソリンの代替品(電気,水素等)をエネルギーに使用した車の生産にシフトする。
とちょっと前に国から発表されていましたが、 今日はそんな水素とアルミニウムにまつわる話を1つ。
水とアルミニウムから水素を作り、エネルギーに変換するというニュースを目にしました。
そのニュースでは非常に細かく砕いたアルミニウムを水の入ったタンクに入れると水素が発生するのだとか。
通常、アルミニウムの周りには酸化被膜が張っており水とくっつかないのですが、細かく砕いたアルミニウムは酸化被膜が薄く、くっついて水素が発生するとかなんとか。
そのニュース内では水槽に水と微細なアルミを入れ、その水槽から発生した水素を原チャリの動力源として走っている映像もあり
実用化されれば面白いな、と個人的には感じました。
現段階では機械加工屋さんから引き取ったキリコのアルミを微細な状態まで加工することにコストがかかっているようですが・・・。
近頃地金が高騰中のアルミニウムですが、
その技術が一般化してしまったらアルミニウムの金額が更に上がるかもと思うとアルミ鋳物屋さんにとっては良きか悪きかなニュースですね。
アルミの削りくず×水で新エネルギー 「水素」抽出|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト (tv-asahi.co.jp) (参照サイトです。)