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スタッフブログ

🤔鋳造テスト📃

こんにちは。営業部の辻川です😊

今回は弊社内でおこなったとあるテストについての記事を。

鋳物には色々な鋳造法がありますが、弊社では4種の鋳造方法を取り扱っております。

(生型鋳造、プレート型鋳造、砂型鋳造、石膏鋳造)

それぞれ精度とコストのバランスが違うため、どの様な製品を作りたいかによって様々なご提案をさせていただいております。

その4種のなかで比較的安価な鋳造法2種、生型鋳造とプレート型鋳造は生砂を使って型込めするため、

繰り返し生砂を使えるのでコストが低い反面生砂では強度不足で型が壊れてしまうような薄肉や複雑形状のものは

自硬性砂を使った中子を入れて鋳造したり、砂型・石膏型鋳造でご提案したりとなります。

詳しく知りたい方は是非、鋳造方法のページをご参照ください。

4種それぞれの特徴を解説しております。

そこで今回の記事の本題ですが、薄肉・複雑形状は難しいというものの、

ではどれくらいのものなら生砂で鋳造できるのか(型が上がる・アルミを流した際に型が壊れずに鋳造できる等)というテストをおこないました。

今回のテスト品はフィンがついた約100mm角のもの。

鋳造方法はプレート型鋳造です。

フィンの高さは約5mm,長さが85mm、平坦なところから途中で坂になってます。

社内でもそのままでも型が上がる派と型が崩れてしまう派に割れました。

さてさて、その結果は・・・。

上がったものの6枠込めて2枠のみO.K.品という厳しい結果に終わりました。

判定としては『今はまだ』量産には難しいという結論に。

もちろんこの形状も中子を使えば難なく作ってしまえます。

しかし、中子を使用せずに鋳造できれば木型費も鋳物費も、よりコストダウンを狙えます。

なんとか工夫して近いうちに中子を使わずより良い製品を量産出来るように思案し続けます!

アルミ鋳物の試作、小ロットの鋳物はお任せください!

生型鋳造、プレート型鋳造、砂型鋳造、石膏鋳造で対応させて頂きます!

AC材はAC2A/ AC4A/AC4B/AC4C/AC7Aを取り扱っています!