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スタッフブログ

鋳物道具パート3

最近朝晩の冷え込みが増してきましたね。皆さん風邪にはお気を付けください。

こんにちは。営業部の辻川です。

今回はアルミ鋳物を作るために必要な「枠」についてご紹介します。

「いき」ではなく、「わく」です。悪しからず。

鋳物を鋳造するためには鋳物の形をした木型を砂の中に埋め込んで、

取り出した空間に溶けたアルミを流し込むわけですが、

木型や砂を流し込むための箱のようなものが必要になってきます。

それを鋳物屋さんの間では枠と呼びます。

例えば200mmx200mm、高さが50mmの鋳物を作るためには

それよりもう少し大きい枠が必要になります。

枠と木型の間に砂を詰めたり湯道やあがりを立てたりする必要があるためです。

通常、量産品を得意としている鋳物屋さんは枠はその量産品に合ったサイズのものを

いっぱい用意しております。

弊社、八百谷金属工業㈱は小ロットや単品に強いのでいろいろな枠を持っています。

例えば大きいものですと

1330mmx1000mm 高さ235mm

1900mmx740mm 高さ150mm

小さいものですと

400mmx400mm 高さ80mm

215mmx295mm 高さ200mmなどなど

様々な製品に対応するため、枠の種類が増えていきます。

(置き場には困りますが・・・。)

多種多様な枠サイズを持っていることで不必要に大きな枠で小さなものを込める必要が

なくなるため、無駄な工数を省き製品のコストダウンにもつながります。

いろんな大きさの枠を見てみたいという方は(いるのかな・・・。)

八百谷金属工業へ連絡して工場見学をご希望ください。

きっとご希望の製品を作れるジャストな大きさの枠が見つかります。

それでは今回はこの辺で失礼します。