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スタッフブログ

複雑な形状も可能、フラン鋳造を支える「砂の再生」

お世話になっております、八百谷金属工業株式会社の八百谷でございます。

当社では、お客様からいただく多様な図面やニーズに合わせて、最適な鋳造方法をご提案しています。生型、プレート型、CO2型、そして今回ご紹介する**「フラン鋳造」**。

実は、このフラン鋳造こそが、当社の対応力の幅を広げている「縁の下の持ち主」なんです。

なぜ「フラン」が選ばれるのか?

フラン鋳造は、砂に「フラン樹脂」を混ぜ、化学反応でカチカチに固めて型を作るプロセスです。 この「型がしっかり固まる」という特性が、大きな強みを生み出します。

  • 複雑なデザインも形に: 砂が自立する力が強いため、複雑な中子(なかご)を必要とする形状でも、型崩れせずに精密に再現できます。
  • 重量物でも安心: 生型では重さに耐えきれないような大型の製品でも、強固なフラン型ならしっかりと受け止めることが可能です。

実はここがすごい。砂を「使い捨てない」という循環

ここからが、少しマニアックですが私たちが大切にしているポイントです。

同じ「化学反応で固める型」にはCO2ガス型もありますが、実はコスト面で大きな差が出ることがあります。その鍵を握るのが**「砂の再生」**です。

通常、樹脂で固めた砂は一度使うとガチガチになってしまいます。しかし、フラン鋳造で使う砂は、専用の設備で処理することで、不純物を取り除き、再び「鋳物砂」として再利用することができるのです。

「固まるのに、またサラサラに戻る」 この一見矛盾するような仕組みのおかげで、私たちは限りある資源を大切にしつつ、材料コストを抑えることができています。

コストも、品質も、環境も。

「CO2型だとコストが厳しいけれど、生型では形状的に無理がある……」 そんなとき、この「砂の再生ができるフラン鋳造」が、コストパフォーマンスに優れた最適解になることが多々あります。

新しい砂をどんどん投入するのではなく、良い砂を循環させて使う。 この「地味だけれど確実な工夫」が、お客様に納得いただける価格と、安定した品質の両立を支えています。


技術の使い分けは、当社の腕の見せどころです

「この形、どのプロセスが一番安くてきれいに仕上がる?」 そんな疑問があれば、ぜひお気軽にご相談ください。4つのプロセス(生型、プレート、フラン、CO2)から、製品の性格に合わせたベストな回答を導き出します。

アルミ鋳物の試作・少量ロット量産はお任せ下さい。

4種の製法を活かし、その製品に最適なプロセスでご提案いたします。

鋳物のお困りごとがありましたら弊社問合せフォーム迄お待ちしております!

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