明けましておめでとうございます。
長かった年末年始の連休も明けてしまえばあっという間に感じますね。
営業部の辻川です。本年もよろしくお願いいたします。
さて、今回は木型の工夫の一つ「回り止め」をご紹介したいと思います。
この木型は回り止めがついていません。
そうなると中に収める中子の受け部分(巾木)がクルクルと回ってしまいます。
中形状がただの円形なら問題ありませんが、
中と外の位置関係が必要な形状ですと中形状を作る中子がクルクル回ってしまうと
正しい位置関係の場所に中子が置けなかったり、入ってきたアルミの湯の勢いで中子が回ってしまうなどすると必要な形状の鋳物になりません。
ですので、そんな時には鋳物形状には関係ない部分、巾木部分に回り止めを付けます。
それがこちら。
この写真にある木型は回り止めがついています。
※巾木部分に一部切り欠き形状があるそれが回り止め部分です。
この切り欠きがあるおかげで正しい位置に中子がセットでき、精度よく鋳物を鋳造出来ます。
良い鋳物はこういった気が利いた良い木型から生まれるんです。
アルミ鋳物の試作・少量ロット量産はお任せ下さい。
4種の製法を活かし、その製品に最適なプロセスでご提案いたします。
鋳物のお困りごとがありましたら弊社問合せフォーム迄お待ちしております!
お問い合わせ | 単品鋳物.com|アルミ鋳物|試作~小ロット量産まで (arumiimono.com)