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スタッフブログ

アルミ地金の特性

お世話になっております、 八百谷金属工業(株)の八百谷でございます。

最近めっきり寒くなり火の入った溶解炉の前が心地よくなってまいりました。(笑)

夏場は出来るだけ近くを通りたくなかったのですが、冬場は溶解炉の前に立ち元気に稼働している現場を見ているのも楽しい時間です。

そんな溶解場には常にインゴットと言う棒状になったアルミ材料が積まれています。

写真にあるものには「4A」「4B」「7A」と札がかけられていますが、これはアルミ材料の種類です。

アルミ材料にはいろいろな種類がありその特性も異なります。

ここに写っている4Aという材料の特性で言うと鋳造性が良く、じん性が優れ、強度が要求される製品に適しており熱処理で焼きを入れることもできます。

4Bも同じ4種と呼ばれる材料で銅が少し多く含まれます。

その為、引張強さが高いのですが伸びが少ない材質です。

7Aは大きく特性が異なり耐食性に優れた材質でじん性は良いのですが鋳造性は悪く、焼きも入りません。

耐食性を重視する船舶部品やアルマイトされる部品に使われることがあります。

当社ではこのほかにも、「2A」「4C」「ADC12」など様々な特性を持った材質を取り扱っており、お客様のご要望に合わせてご対応させて頂いております。

鋳造後の熱処理やアルマイトなどにも合わせてご対応させて頂きます。

お困りごとがございましたら是非お声かけ頂けるましたら全力でご対応させて頂きます!